2019年3月12日、タイ証券監督当局(SEC)がタイ王国で始めてICO(イニシャル・コイン・オファリング)のポータルを承認し、今後STO(セキュリティ・トークン・オファリング)に関する基準を発表する意向を示した、とタイの新聞バンコクポストが報じた。
記事によれば、タイSECの理事会は外国企業が運営するICOポータルに対して、スクリーニング、スマートコントラクトのコード監査、顧客確認、本人確認手続きの実行を承認したとしている。
また、SECのフィンテック部門の責任者は「タイで初めて承認されたICOポータルは商務省などの関連政府機関からも正式に承認されており、近いうちに国王令の下で公募される予定である」とも述べ、「ICOマーケットは無形なプロジェクトベースのアイデアから有形資産に裏打ちされたICOまであり成熟してきており、将来的に企業が有価証券およびその他の資産をトークン化できるようにする基準を策定する予定である」と明らかにした。
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