2020年6月22日、オンライン決済プラットフォームOmiseペイメントなどを運営するSynqa(シンカ)は、約8000万ドル(約85億8000万円)の資金を調達したと発表しました。
出資したのは、タイの大手銀行であるサイアム商業銀行(Siam Commercial Bank、SCB)傘下のSCB 10X、三井住友銀行、SMBCベンチャーキャピタル、あいおいニッセイ同和損害保険、スパークス・グループ、トヨタファイナンシャルサービス、および非公開の投資家などです。
資金調達は第三者割当増資によるもので、各社の出資比率や評価額、払込日程などの詳細は明らかにしていません。
今回の資金調達によって、アジア全域における企業のデジタル化支援を目的としたソリューション開発やキャッシュレス社会の促進を進め、グループ拡大のための企業買収なども行われる予定です。
さらにB2B向けにフィンテック関連の子会社を設立し、Toyota Walletなどの開発をサポートする事も分かっています。
2020年4月にOmiseホールディングスから社名を変更したSynqaは仮想通貨OMGを発行しており、仮想通貨のキャッシュレス社会の実現に向け「デジタル通貨はソリューションの一つになる」と述べています。
コメントを残す