タイ中央銀行がデジタル通貨(CBDC)のテストを2022年から開始すると発表

タイ中央銀行がデジタル通貨(CBDC)のテストを2022年から開始すると発表

2021年4月2日、タイ中央銀行はプレスリリースにて「リテール型の中央銀行デジタル通貨(CBDC)の計画について、テスト用プロトコルを2022年の第2四半期に開始する予定である」と発表した。

また、タイ中央銀行はこの計画についての詳細が記述されている予備報告書も公開した。

予備報告書の中では「タイ中央銀行は関係者らと密接に関わり合いながらデジタル通貨に関わる課題を解明するための費用便益分析を行う取り組みを開始した」と記述されており、「プライベートなステーブルコインの成功が通貨主権と金融の安定性のリスクになる可能性がある」とも記述されています。

タイ中央銀行は、消費者らが市場の混乱時に不換紙幣よりもデジタル通貨を好むということが大きなリスク要因となっていることを懸念しており、市場が不安定な時期の取り付け騒ぎが起きる可能性を減らすために引き出し制限や取引摩擦プロトコルを追加する可能性についても提案しています。

4月2日に実施された説明会では、タイ中央銀行金融市場業務部副部長のワチラ・アロムディ氏が「中央銀行デジタル通貨(CBDC)はタイ国内の銀行にとって金融サービスをより広く利用できるようにする方法であり、計画は3年から5年以内には実行できるだろう」と述べており、「計画については、タイ国民は6月まで意見を提出することができる」とも述べています。

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