タイ政府は3月中に仮想通貨規制法案の枠組を公表へ

タイ政府は3月中に仮想通貨規制法案の枠組を公表へ
2019年9月5日追記

TDAXは現在、タイ証券取引委員会(SEC)から正式に認可を受けて「Satang.Pro」にサイト名を変えて運営されています。

2019年9月現在、タイ証券取引委員会(SEC)から正式に認可を受けている仮想通貨取引所は「Bx.in.th」「Bitkub」「Satang.Pro」の3つだけです。

しかし、タイ最大の仮想通貨取引所である「Bx.in.th」は閉鎖が発表されました。
タイ王国で最大の仮想通貨取引所「Bx.in.th(BX Thailand)」が閉鎖を発表

もし新たにタイの仮想通貨取引所の口座開設をするのであれば、「Bitkub」と「Satang.Pro」以外は安全性に不安があるので利用しないように注意しましょう。

「Bitkub(ビットカブ)」のアカウント開設登録方法
「Satang.Pro(サタンプロ)」のアカウント開設登録方法

このページの以下の内容については古い情報となりますので、参考程度にとどめておいてください。

2018年3月13日、AP通信が以下の内容を報じました。

タイ政府は国内の仮想通貨市場への課税も視野に入れて、仮想通貨取引を管理規制するための法案の作成に着手した。新しい規制法案は「今月中」に発表される予定だ。

タイ政府のスポークスマンであるナタポン・チャトゥシーピタック(Nattapon Jatusripitak)氏によると、タイ財務省の仮想通貨規制に向けた新たな動きは、仮想通貨の不正使用やマネーロンダリングの防止を意図したものだという。

最近のタイにおける仮想通貨関連のニュースについて

タイの全銀行に仮想通貨に対する通達

タイ中央銀行のウィーラタイ・サンティプラポップ(Veerathai Santiprabhob)総裁は、2月にタイ国内の全銀行に向けて仮想通貨の取引や投資を控えるよう要請する通達を送った。

同様にタイの銀行による仮想通貨売買のための取引所やプラットフォームへの参加や設立が禁止された。この通達は銀行のみを対象としたものであり、タイ国内の仮想通貨取引所の営業については禁止されていない。

タイ中央銀行総裁がタイ全銀行に対し仮想通貨から距離を置くように通達を送る

TDAXのバンコク銀行口座が停止、ICO取引も停止

タイの仮想通貨取引所TDAX(Thai digital asset exchange、タイ・デジタル・アセット・エクスチェンジ)は、タイ証券取引委員会(SEC)による規制の枠組み発表を待つとして、2月中旬からICO(イニシャル・コイン・オファリング)の取引と登録を停止している。

ICO停止の理由としては、TDAXのバンコク銀行の口座が停止したことが大きな理由ではないかと推測されている。

タイの仮想通貨取引所「TDAX」のバンコク銀行の口座が停止、ICO取引も停止される

管理人
昨年末あたりから世界各国で仮想通貨に対する法案が固まり始めています。

タイは仮想通貨についておおむね解禁される方向性ですが、税金や不正使用、マネーロンダリングについては政府がしっかり抑えておきたいところだと思います。

仮想通貨相場自体も不安定な時期ですので、初心者は今はあまり動かない方が賢明かもしれません。

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