タイ国政府観光局(TAT)が富裕層デジタルノマドの誘致を目指して独自仮想通貨の発行を計画中

タイ国政府観光局(TAT)が富裕層デジタルノマドの誘致を目指して独自仮想通貨の発行を計画中

2021年11月27日、タイ国政府観光局(TAT)が検討している独自ユーティリティトークンTATコインの発行について、基盤となるインフラは既にリリースの準備ができている状態にあり、現在タイ政府からの承認を待っている段階である、とタイの新聞「バンコクポスト(Bangkok Post)」が報じました。

記事によれば、タイ国政府観光局(TAT)は現在「クリプトツーリズム(仮想通貨観光旅行)キャンペーン」を計画中であり、仮想通貨を持つ富裕層である世界中のデジタルノマドたちを誘致して、国内総生産(GDP)を押し上げようとする動きがあると書かれています。

そして、その計画に合わせて独自ユーティリティトークンであるTATコインの発行を考えており、タイ証券取引所(SEC)と協議を続けています。

これらの状況に対してタイ国内の仮想通貨取引所ビットカブ(bitkub)のジラユート・スルプスリスパ創業者兼CEOは「デジタルノマドを誘致しタイの市場を強化できれば、GDPは6倍になる可能性がある。そして我々は既にこれらのデジタルインフラを提供する準備ができている。今は政府がデジタル市場を促進するための法律や規制、政策を制定して、許可を出すのを待っているだけだ」と述べています。

また、タイ国政府観光局(TAT)のユタサック・スパソーン局長はクリプトツーリズムキャンペーンについて、「世界的なパンデミックによって観光関連資金の流入が途絶え、大きな影響を受けたタイ国内企業にとって、この動きは回復のための大きな助けになるだろう」と述べている。

しかしユタサック・スパソーン局長は「政府からの許可が出ても、実際に実施する前に関係者たちと協議しなければならない規制上の問題が他にも山ほどあり、予想されるサイバー犯罪に対する対策や顧客保護などについても準備しなければならないことがある」と慎重な姿勢で警告しています。

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