2018年8月1日、タイの報道機関CCN(https://www.ccn.com/)がイーサリアム系の仮想通貨OmiseGO(オミセゴー)創設者である長谷川潤CEOの発言を報じました。
長谷川氏は「2017年はイーサリアムとイーサリアム・プロトコルのプロジェクトにとって大きい投機の年だった。その効果でイーサリアムは12ヶ月間で価値が10ドルから1500ドルへと150倍になった。その後は大規模な調整が入り、ビットコインをはじめに主要仮想通貨の価値は70~90%も下落したが、現在も継続している仮想通貨の調整時期にマーケットとそこに参加しているデベロッパーがプロダクトとソリューションを開発していけば、次の時代をサポートするのに利用できる」と発言した。
また、長谷川氏は向こう2年間におけるイーサリアムのロードマップについても説明をした。
「2017年、イーサリアムの仮想通貨コミュニティはブロックチェーンのスケーリング、仮想通貨の採用に関して重大な進歩を遂げた。2018年はシャーディング、キャスパー、プラズマ、インターチェーン・プロトコルの発展と共にエコシステムを構築する年になる。そして2年以内にイーサリアムは実際の事業への導入、大規模な分散型アプリの展開、大規模スケーリング、政府による導入が進む」と述べた。
最後に「調整の時期に置いて重要なのは、テクノロジーの洗練に向けた開発と次の導入に向けた支援である。今年の調整において開発に専念すれば、イーサリアムは次の2年間で大きく飛躍するだろう」と述べている。
イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリンも発言している
2017年11月にイーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリンは「仮想通貨市場の時価総額は0.5兆ドルに達した。我々は利益を得たのだろうか。銀行口座のない人がどれだけ銀行口座を作っただろうか。スマートコントラクトに保存された価値の中で実際に利益になるのはいくらだろうか。これらの質問の答えは決してゼロではない。5000億ドルになったマーケットは、既存の金融セクターへの影響やブロックチェーンのポテンシャル抜きには正当化できない」
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